RECARO 電動化

(純正シートレール流用)
RECARO SP−G



NSXのシートは全て電動式です。
あのNSX−Rでも電動式ですね。
軽量化から考えると電動式より手動式の方が良い、
と言われますが、電動ゆえの「微調整」が出来る事を
NSX−Rは選んだと言われています。
RECAROに限らず、シートを交換するとシートレールも交換します。
当然、電動式は排除され、手動式となります。
今回は電動式にすべくトライしてみました。

まずは、ESPER小宮氏にメールしました。
既に電動化に成功しているオーナーです。
知っている人は多いでしょうが、
NSXのパーツを色々と加工、製作をしてしまう人です。
もともとバイク(V−MAX)の方が有名ですね。

早速回答が帰ってきて、方法と必要な物を教えてもらいました。
オフ会にも来てくれたので、実際に本物を見させてもらい、
ESPER小宮氏自身より親切丁寧に教えていただきました。
「それほど難しくなさそうだな。」と思い後日やってみる事にしました。
まずはRECAROを用意します。
※車楽さんより譲り受けた物。
市販のシートレールがある場合は取り外しましょう。
このシートレール意外に重い。
今回、このレール部は取り去り、
ステーの部分のみ流用したいと思います。
現在の状態。
ボジション的には低めです。
この位置だとヘルメットを被っても、
天井にあたりません。
《注意》:純正シートを流用すると、
二度と元に戻せなくなります。
覚悟が決まっている人のみ行って下さい。


僕は小心者なので、安物を買っておきました。
新品のシートレールだけ購入するのもいいですが、
もったいないので劣悪なシートをレールごと購入。
もちろんモーター付きです。
一番大変な作業のシートレールをシートからはずします。
シートを剥ぎ取り左右二個のボルトをはずします。
シートの合皮は簡単に手で破けます。
ハーネスも当然必要ですので、取り外します。
穴のエッジが鋭いので軍手などして作業しましょう。

難関は、背もたれとレールの接合部(腰の部分)の切断。

とりあえず、電動のサンダーでおおまかに切断します。
背もたれを切断したら、今度は高速カッターにて、
綺麗に切断し整形します。

切断の撮影はしていませんが、火花との戦いです。
とても危険なので、注意して作業しましょう。
左右のレールとハーネス、モーター部が取れました。
モーターがついていますが、思ったより軽量です。
完璧に市販レールより軽いですネ!!
無残な姿となった不要なシート部品。
左:車体側のカプラ  右:シート側のカプラ

ごらんのように違います。
これは年式によりカプラの形状が違います。
これはTYIZさんのHPでシート交換の際、
タイプSのシートを流用する時に違うと書いてあります。

多分、シートベルトの警告灯関係でしょうか?
余計なピンが二個増えています。
当然今回は関係ないので無視!!
コードを一本一本接続するのもいいですが、
カプラがうまい具合に入ります。
(TYIZさんの言う通り。)

※ピンぼけですみません。
サイズは違いますがOKです。
後で二つのカプラをタイラップで固定します。
動作テストをします。
完璧に作動します!!
「おおっ、感動!!」
不要なハーネスもあるので、タイラップで束ねます。
先ほどのカプラもタイラップで固定してありますネ!!
こんなところは几帳面です。
フロントのステーは市販品をそのまま使用します。
しかし、テスト後、やはりアルミで製作予定です。
あのような物でも重いのです。
リアも市販のステーの流用が一番楽ですが、
たまたま今回のステーは取り付け位置が合わないので
試しに、製作してみました。
テスト段階ですので、今回はスチールです。
高速カッターとドリルで整形・穴あけします。
いずれはアルミで製作予定です。

※素材のアルミは高価。失敗したらこまるので、
テスト段階はスチールにしました。なんせ半額以下。

最終的には角を取り見栄えを良くする予定です。

※市販品の凡庸ステーなので小さな穴は最初からあいていました。
バックルとシートベルトを取り付けます。
当然純正なのでポンづけ。
ハーネスのカプラをモーターに接続します。
スイッチをまだ取り付けていませんが、
動作確認をし、テスト走行をしました。
剛性も問題ありませんでした。
ご質問があったのでイメージ図を作ってみました。
分かりやすく作ったのですが、いかがでしょう?

シートレール幅より大きいバケットシートは無いと思うので、
ほとんどのシートにこの方法は使えそうです。

好みでしょうが、電動化にしたおかげで、
前後の微調整が効くようになりました。
また、乗り降りに前後させるのも楽ですね。
ローポジションにしたい方は気に入らないでしょうが、
私はこれくらいが良い気がします。

このまま、ドリフト練習に持ち込み、
テストをしたいと思います。